サンパウロ州で7千本以上の飲料ボトルを押収

サンパウロ州政府は、10月29日(月)以降、州都および内陸部地域において、監視のために7千本以上の飲料ボトルを押収したことを確認した。 同州ではメタノール中毒の確定症例が14件あり、そのうち2件は死亡例となっている。さらに148件が現在調査中で、そのうち7件が死亡例となっている。 今回の取り締まりには、バー、酒蔵、大学のパーティー会場などが含まれており、死亡した人物のひとりであるマルコス・アントニオ・ジョルジ・ジュニオール(46歳)が飲酒したバーも対象となった。彼は10月4日(土)に州都東部で埋葬された。 州全体では、今年に入ってからすでに5万本のボトルが押収されている。2025年の初めから現在までに、飲料の改ざんに関与したとして41人が逮捕されており、そのうち先週の逮捕者は19人となっている。 (記事提供/Agencia Brasil、構成/麻生雅人)

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