〈「反省してない」「いちばん割のいい仕事」32歳女性が“2度も逮捕”されているのに「立ちんぼ」をやめない理由〉 から続く 新宿で4年以上「立ちんぼ」を続けている未華子(仮名、32歳)。清潔な身なりで西新宿のマンションに暮らし、月50〜100万円を稼ぐが、2021年に2度、売春防止法違反で逮捕された。 彼女にとって“立ちんぼ”は生活手段であり、罪悪感よりも「仕事としての覚悟」が勝っている。背景にある、「母親への強い憎しみ」とは……。ノンフィクションライターの高木瑞穂氏の文庫『 ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。なおプライバシー保護の観点から本稿の登場人物はすべて仮名である。(全3回の2回目/ 続き を読む) ◆◆◆