路上で女性に不同意わいせつで逮捕の職員ら処分 兵庫県

兵庫県は20日、路上で女性の下半身を触った但馬県民局の男性職員(55)を減給10分の1(3カ月)、ガソリンスタンドの無人洗車機に残っていた釣り銭を盗んだ別の男性職員(52)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。 県人事課によると、55歳の男性職員は6月27日午後11時15分ごろ、神戸市中央区の路上で、近くの店舗に勤める20代女性の尻を触ったとされ、不同意わいせつの疑いで生田署員に現行犯逮捕された。職員は事実を認めており、その後、女性とは示談が成立したという。 52歳の男性職員は4月12日、鳥取市内のガソリンスタンドで無人洗車機を利用した際、前の客が忘れたとみられる釣り銭9千円を届け出ず、盗んだとされる。県の調べに「魔が差した」と説明しているという。 2人はいずれも不起訴処分となった。同課は「県政の推進に職員が一丸となって取り組む中、このような事案が起きたことは極めて遺憾。県民におわび申し上げる。公務倫理の徹底を図る」などとコメントを出した。(岡西篤志)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする