警察名乗る詐欺で県内2人が計5,000万円被害 LINE通話悪用、県警が注意喚起

青森県内で警察をかたる特殊詐欺被害が2件相次ぎました。被害額はあわせておよそ5,000万円に上り、警察が現金を要求された際に1人で対応しないよう呼びかけています。 10月20日、県内に住む50代の男性のスマートフォンに電話があり、警視庁をかたる男から「あなたの口座が振り込め詐欺に使われた」と言われました。その後、無料のコミュニケーションアプリを通してビデオ通話があり、検事を名乗る男の指示通り、11回にわたってあわせて 2,413万円 を振り込みました。 一方、11月19日にも県内に住む70代の男性に電話があり、警察を名乗る男から「マネーロンダリングの疑いで逮捕状が出ています」などと言われました。男性は指示に従って9回にわたり 2,400万円 を振り込みました。 警察は、警察官をかたる詐欺が多発しているとして、現金を要求された際には 1人で対応しないこと を強く呼びかけています。

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