東京・豊島区の住宅に侵入し現金1200万円を盗んだとして、犯行グループの指示役の男2人ら男女3人が逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳の新原考路容疑者(45)と、鹿児島市に住む職業不詳の松下光生容疑者(67)ら3人です。 警視庁によりますと、2人は今年4月2日午後5時ごろ、東京・豊島区の50代男性の自宅であるビルの2階のベランダから実行役を侵入させ、現金1200万円を盗んだ疑いがもたれています。 50代の男性は為替やFXのトレーダーで、現金を自宅で保管していたということです。 この事件では、実行役と紹介役のあわせて男4人が、すでに逮捕・起訴されていて、その後の捜査で、今回逮捕された3人が指示役などとして浮上したということです。 取り調べに対し、松下容疑者は黙秘し、新原容疑者ら2人は容疑を否認しています。 警視庁は、グループの指示系統や、実行役を含めた7人全員が鹿児島市出身であることの関連についても調べを進めています。