れいわ・奥田議員「いざ戦争が始まったら、戦争の準備した国会議員から血を流す覚悟を」「政治家の『檻』が憲法」憲法審査会で刺激的なフレーズ連発

20日、参議院憲法審査会において、れいわ新選組・奥田ふみよ議員が改憲反対を訴えた。 奥田議員はまず、当日のテーマであった合区制度の議論に対し、「本日は、一票の格差について意見表明ということになっている。一票の格差の問題も重要なテーマであるということは認識しているが、しかし、なぜ何回も合区制度ばかり話し合うのだろうか? しかも、今このタイミングで一票の格差の話で終始していいのだろうか?」と疑問を呈した。 続けて、緊急事態条項の検討が進む衆議院との温度差や、国会前の改憲反対集会の動きに触れながら、次のように強い言葉で迫った。 「衆議院の憲法審査会では、自民党・維新だけでなく、国民民主党、参政党、日本保守党、チームみらいが発議に必要な3分の2確保へ布石を打ち、いよいよ憲法改正発議の危険が迫っている。これら賛成している政党を、主権者の皆さんはますます見張り続けていかなければいけません。そして、憲法でしっかりと縛り上げなければなりません。いざ戦争が始まったら、まず、戦争ができる準備をしたこれらの国会議員たちから血を流す覚悟を持ってもらいましょう。憲法15条の『全体の奉仕者』としての立場をはるかに逸脱した、厚顔無恥な国会議員は一体誰なのか? 主権者の皆さんは絶対に忘れてはいけません」 さらに、審議中の緊急事態条項がもたらす危険性について、85年前の歴史と重ね合わせて持論を展開した。 「内閣が緊急事態と認定すれば政府の好き勝手にできるということ。国会議員の任期を延長し、さらには緊急政令として内閣だけで全てのルールを決められるようになってしまう。これは80年前の日本とそっくり。1941年2月、1年間の議員任期延長が行われた。そしてその年の12月に真珠湾攻撃。治安維持法はこの1941年に大幅改正され、政府の政策や戦争に反対する国民の思想・言論を徹底的に取り締まることで、戦争反対の意見すら言えなくなった。逮捕者は戦前と戦時中で10万人以上と言われている」と持論を述べた。 また、大正2年生まれの自身の祖母から聞かされたという、当時の記憶を明かした。 「今でも忘れられない。『戦争反対』と言う人はどんどん捕まってなぶり殺しにされたんよ。そうやって黙らされて、諦めさせられて、黙って黙って黙って、気づいた時には遅かったんよ。今は自由に物が言えるけど、それは当たり前やなかったんよ」 その上で奥田議員は、現代の政治状況へ警鐘を鳴らし、憲法が持つ意義を訴えかけた。 「80年前の戦争を止められなかった。外交に大失敗して戦争を始め、そして310万人もの国民の命を奪ってしまった。もう2度と暴走する政治家を生み出さないように檻に閉じ込めたのが憲法だ。先人たちは大失敗したことを知っていたから、そして心の底から戦争はこりごりだと身に染みたから、衆議院の任期延長なんかではなく、参議院に緊急集会ができるようにして、有事に対応できるようにした。この憲法には、2度と暴走政治家を生まさせないための先人たちの知恵が詰まっている。今の自民党は、なぜ衆議院の任期延長など、80年前の戦前と同じようなことをしようとしているのか? 何のためなのか? 今まさに先人たちの知恵をしっかり引き継ぐのか、それとも放棄するのか、それが主権者たちに問われている」 (ABEMA NEWS)

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