暴力団組員に、容疑者逮捕や家宅捜索の情報を事前に漏らしていたとして、神奈川県警は24日、川崎署に勤務する男性警部補(52)を地方公務員法違反の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。県警は同日、警部補を停職6カ月の懲戒処分とし、発表した。 捜査関係者によると、警部補は2025年10月23~30日ごろ、知人の暴力団組員に対して、電話などを通じて、別の暴力団組員が容疑者となる事件の家宅捜索や逮捕状についての情報を事前に漏らしていた疑いがあるという。警部補は容疑を認めているという。 捜査関係者によると、警部補は、「捜査情報を教えることで、個人的に暴力団に対する優位性を保ちたかった」と説明。「やってはいけないことだと分かってやっていた。反省しています」と話しているという。 県警は昨春以降、暴力団など反社会的勢力と捜査員との間に不適切な関係が生じるのを防ぐためとして、捜査員による暴力団関係者への連絡を禁止することなどを指示していた。