八田與一容疑者に新たに殺人と殺人未遂の容疑が加わったことを受けて、遺族の支援を続ける男性からは安堵と期待の言葉が聞かれました。 (別府願う会・YUKIさん)「定期的に僕も見に来ている。通る時は必ず花の管理をしている。本当に良かった」 遺族を支援する別府願う会のメンバー、YUKIさん。YUKIさんらは公訴期間が7年のひき逃げ容疑から時効のない殺人罪への変更を求めて署名を集める活動を続けてきました。 (YUKIさん)「様々な方の協力があったから成り立ったことありがとうございますという言葉しか出てこない」 署名の数は10万人近く。願っていた「殺人容疑の適用」が実現したことで安堵の気持ちと今後の警察との連携に期待を膨らませます。 (YUKIさん)「今の時点で時効まで逃げ切ってやろうという気持ちがあるなら諦めて出て来いと思う。私たちも八田の情報提供を求めた活動をまだ活発にしていく必要があると思う」 また、遺族は「これからは捜査体制がさらに強化され八田與一の逮捕に向けて、より一層の進展が期待されます」と話します。 県警の福岡弘毅刑事部長は「被害者及びご家族の無念を晴らすために県警の総力を挙げて、一日も早く被疑者の発見、検挙に努めたい」とコメントしています。