愛知県豊田市のマンションで、住人の19歳の女性を刃物で刺し殺害したとして交際相手の男が逮捕された事件で、凶器の刃物が女性の部屋にあった包丁だったことがわかりました。 1日朝、送検された安藤陸人容疑者（20）は、先月28日の夜から29日までの間、豊田市小坂本町にあるマンションの一室で、この部屋に住む東川千愛礼さん（19）の胸などを刃物で刺し、殺害した疑いがもたれています。 東川さんの遺体は、胸に刃物が刺さったままの状態で見つかっていて、捜査関係者によりますと、この刃物が東川さんの部屋にあった包丁だったことが新たにわかりました。 また、司法解剖の結果、東川さんの遺体には抵抗したときにできる傷が確認されなかったということです。 調べに対し、安藤容疑者は容疑を認めているということで、警察は衝動的な犯行とみて、動機などを調べています。