ことし5月、知人女性の自宅に侵入し性的暴行を加えたとして、北九州市の職員の30歳の男が15日、逮捕されました。男は侵入については認める一方で、性的暴行については容疑を否認しています。 住居侵入や不同意性交等の容疑で逮捕されたのは、北九州市施設保全課の主任、有重琢也容疑者(30)です。 警察によりますと、有重容疑者はことし5月、北九州市小倉北区のマンションに住む20代の知人女性宅に侵入し、女性を押し倒すなどした上、性的暴行を加えた疑いが持たれています。 事件後、女性が被害を相談し警察が捜査していました。 有重容疑者は警察の調べに対し「他の居住者がオートロックを解除した時に一緒に入り、被害者宅の玄関の鍵が開いていたのでそのまま入った」と住居侵入の容疑については認めています。 一方で、「性交したことは間違いないが、同意があったと思った」とし、不同意性交等の容疑については否認しているということです。