親パレスチナ派抗議が再び影響、選手が落車 ブエルタ・ア・エスパーニャ

【AFP=時事】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャは7日、第15ステージ(アベイガ/ベガデオ~モンフォルテデレモス、167.8キロメートル)が行われ、親パレスチナ派の抗議者が再びレースに影響を与えた。 レースの残り約56キロ地点で、抗議者が選手の集団に向かって走りだしたところ、道路脇で転倒。するとこれで生じた混乱のあおりを受けて、モビスター・チームのハビエル・ロモ(スペイン)が落車した。ロモはその抗議者を追いかけるようなしぐさを見せたが、自転車に乗り直しレースを続けた。 抗議者たちはレースのスタート時とフィニッシュ時にパレスチナの旗を掲げるなどしており、大会主催者はコースの安全を確保すべく、追加のバリケードを設置していた。 この日はレース終盤に抗議者の一団と警察当局による小競り合いが発生し、地元メディアによると公共秩序違反で10人が逮捕されている。 今大会ではたびたび妨害行為が発生しており、第11ステージはフィニッシュまでの距離が短縮されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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