キャバクラでネットバンキングの”35万円振込”画面見せ22万円のサービス受ける→おつりで現金13万円受け取ろうとした疑い 21歳の男逮捕

5月、福岡市博多区のキャバクラ店で代金を支払うつもりがないにもかかわらず約22万円分のサービスを受けたうえ、おつりとして現金約13万円を受け取ろうとしたとして、21歳の男が逮捕されました。 男は、事前にインターネットバンキングで「35万円の振り込みが完了」したと表示された画面を見せて店側を信用させたとみられています。 詐欺(無銭)と詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは住居・職業不詳の21歳の男です。 男は5月1日午後11時半ごろから翌2日午前0時半ごろまでの間、博多区博多駅東にあるキャバクラ店を訪れ、実際には振り込まないにもかかわらずインターネットバンキングで「35万円の振り込みが完了」したと表示された画面を従業員に見せて (1)シャンパンなどの酒類の提供や女性従業員による接待などのサービス(合計22万4000円)を受けたうえ (2)事前に振り込んだとする35万円から代金を引いた現金12万6000円をおつりとして要求した 疑いが持たれています。 店側が「入金が確認できたらおつりを返す」と話すと、男はこの日は帰宅。 その後も入金が確認できなかったため、店側は5月9日に被害届を提出しました。 警察はその後、防犯カメラの映像などから男を特定し、事件に関与した疑いが強まったとして6月8日午前3時前、男が博多区中洲の飲食店から出てきたところを逮捕したということです。 取り調べに対し男は「そうした事実はあるが、だますつもりはなく、未払いの分もそのうち折り合いをつけて払うつもりはあった」などと話し、容疑を否認しています。 警察は、男が見せたインターネットバンキングの取引画面が本物かどうかについても裏付け捜査を進めています。

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