アメフト「日大有志の会」の不服申し立てに「本日の時点で特にお話できることはございません」…関東学連

関東学生アメリカンフットボール連盟は8月25日、都内で2025年関東学生リーグの開幕記者会見を行った。 会見の冒頭で広田慶代表理事が、日大アメリカンフットボール部の後継組織である「有志の会」の選手が、6月の決議で2部リーグ所属からのスタートとなったことを不服として、近日中にも日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁申し立てを行うことが判明したことを受けて言及した。「一部で報道されています日本大学有志の会の件ですが、こちらチームとしてではなく、個人としての申し立てであるという理解をしております。事実を確認してからになりますので、本日の時点では特にお話できることはございません」と話した。 同大アメフト部は、23年8月に部員の1人が覚醒剤取締法違反および大麻取締法違反の疑いで逮捕され、同日に無期限活動停止となり、その後、複数名の部員が違法薬物所持・使用の疑いで逮捕されたことを受けて、大学側は事態を重くみて23年に廃部を決定。24年2月には関東学連を脱退していた。 24年5月に不祥事に関与していない元部員、新入生の受け皿として「有志の会」が発足し、活動している。 関東学連は、6月17日の理事会で有志の会の新規加盟を認め、所属リーグは2部とすることを決定していた。

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